アースを理解する
前回のコラムで、アーシングはスピリチュアル ではないとお伝えしました。アースやアーシングについて、理論的な理解が非常に重要です。そこで、電気(電荷)が体に蓄積すると、不調を引き起こす可能性があるのでしょうか。この点を理解することが必要です。まず、電気(電荷)が体に蓄積するとはどういうことなのか?そのメカニズムについて説明します。
帯電障害
この現象は「帯電障害」とも呼ばれています。さまざまな症状が知られており、疲労感や肩こり、静電気の体質などが挙げられます。多くの方が、だるさや体調不良を感じる際に、原因を突き止めるのに苦労されているかもしれません。それは、体内の電気のバランスが崩れることによるものです。この変化が徐々に起こるため、わずかな不調が次第に現れ、症状として表れるのです。
原因不明の体調不良という状態に悩む人も多いかと思います。しかし、その中には、帯電障害が一因となっている可能性があります。冷え性や肩こり、頭痛、腰痛など、少しずつ現れるこれらの症状が、実は帯電障害によるものかもしれません。もちろん、これ以外にもさまざまな要因が考えられます。しかし、帯電障害もその一つとして覚えておくことは重要です。
体は神経を通じて電気的な信号を伝えることで動いています。この電気的な伝達が妨げられたり、伝達に不具合が起きると、体調不良が引き起こされる可能性があります。体の調子が悪いけれど、具体的な原因がわからない、という場合には、帯電障害を考慮に入れてみると良いでしょう。
日本における電力使用量
日本において、過去50年間で電力使用量がどれくらい増えたか、お考えになってみてください。
実は、この期間で電力使用量は約10倍に増加しました。1965年から2015年までの東京において、電力使用量はだいたい10倍に達しています。この増加は2005年以降、省エネの取り組みも影響していますが、それでも約10倍ということです。この数字を知ることは、電気の性質を理解する上で大切な要素です。性質を理解すれば、対策を考える際の基盤が築けます。
電気の性質を知る!
電気は流れる性質を持っており、高い電位から低い電位へと流れます。このことを知っておくだけで、電気の基本的な性質について理解が深まります。電化製品にはアースを接続する必要があります。なぜ、そのような対策が必要なのでしょうか?それは、電化製品が故障した際に、漏電が起きる可能性があるからです。漏電が発生すると、人が感電するリスクがあります。アースとは、漏電した場合においても、地中に逃がすことで、人が感電しないようにするための対策です。地中への逃がすことで、感電のリスクが軽減されます。
アースについて知ろう!
アースすることで、感電のリスクは低くなります。電気の性質を理解し、安全対策を考える上で重要な要素です。にもかかわらず、日本のコンセントには、アースが存在しないことが多いです。
さきほどからお伝えしているように、アーシング、つまりアースすることは、地中に電気を逃がすことです。アースは漏電を防ぐために行われます。コンセントの中にはアース用のプラグもあります。これを使うことで安全性を高めることができます。電気の基本的な性質を理解し、アースの重要性を認識することで、より安全な生活を送ることができます。
生活に不可欠な電気だからこそ、理解する!
仕事をする時、zoomで打ち合わせをする時、動画を見る時など、パソコン、タブレット、スマホなどを、電源に接続されているでしょう。電源に繋がっていることで、これらのデバイスは動作しています。このように、電気は機器を動かすために不可欠な要素です。電気は、高い電位から低い電位に流れます。そのため、電源を差し込んだ機械から人に流れてしまいます。すると、人に電気(電荷)が溜まることになります。正しい知識を持ち、安全に取り扱うことが大切です。電気の基本的な性質を理解する。アースの役割を知る。これにより安全な生活を実現することが可能になります。
具体的な電磁波デトックスの方法については、こちらにまとめて記載してあります。興味があったら、読んでみてください。
電磁波デトックスの方法
電磁波について、気になる方は、こちらをご覧ください。